機能材料部門(複合材料)
炭素繊維・ガラス繊維と「織り」の技術が融合。
軽量化でカーボンニュートラルに貢献。
POINT.1
航空・宇宙業界の
発展に欠かせない存在。
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)とGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)は航空機の部品として広く使用される複合材料です。CFRPは軽量かつ高い強度を持ち、GFRPは耐食性や電気絶縁性に優れています。これらの材料は航空機部品の約50%(重量)で使用され、機体の軽量化や性能向上に寄与しています。
シキボウは繊維事業や産業資材事業で培ってきた織布技術と炭素繊維・ガラス繊維を組み合わせ、複雑な形状の航空機部品の開発・製造を実現しています。
シキボウは繊維事業や産業資材事業で培ってきた織布技術と炭素繊維・ガラス繊維を組み合わせ、複雑な形状の航空機部品の開発・製造を実現しています。
POINT.2
研究・開発の中核拠点、
シキボウ中央研究所。
複合材料の研究・開発は滋賀県東近江市にある中央研究所で行っています。高速道路からも見える大きな看板が目印です。中央研究所には研究・開発・試作から小ロット部品の製造まで行える設備が一式揃っているため、開発業務をスピーディーに進められるのが特長です。研究・開発、設計、製造など、およそ30名の社員が中央研究所での業務に従事しています。
また、量産部品の製造は尾道・長野の両事業所が手がけており、航空・宇宙業界に向けて安定した部品供給を行ってます。
また、量産部品の製造は尾道・長野の両事業所が手がけており、航空・宇宙業界に向けて安定した部品供給を行ってます。
POINT.3
10年以上かかる
高難度の研究・開発にも挑戦。
基材から特殊な形状のプリフォーム、FRP製品としての最終成形までの工程を一貫して行うことができる強みを活かし、シキボウでは新しい分野にも積極的に挑戦しています。
現在は航空・宇宙分野が主な取引先業界になりますが、近年はエネルギー分野の研究・開発にも注力。複合材料の研究・開発は難易度が高く、実用化までには10年以上の時間を要することもあります。先端技術を扱うシキボウの研究員たちが、開発成功に向けて日々邁進しています。
現在は航空・宇宙分野が主な取引先業界になりますが、近年はエネルギー分野の研究・開発にも注力。複合材料の研究・開発は難易度が高く、実用化までには10年以上の時間を要することもあります。先端技術を扱うシキボウの研究員たちが、開発成功に向けて日々邁進しています。