Interview

研究・開発

シキボウの機能材料部門(複合材料)で研究・開発として働く先輩

目的の物性を得るための
構造解析や試験を通じ、
複合材料を用いた部品の
研究・開発を推進。

機能材料部門(複合材料)
中央研究所
研究・開発
2023年入社
大学院 工芸科学研究科出身
Profile
高校から大学までラグビー部に所属しており、ポジションはナンバーエイト。負けず嫌いで試合のために身体を鍛えていくうちに筋トレが趣味に。最近はサブスクで映画鑑賞しながら筋トレをすることでタイパが上がっている。

お客様からの依頼を受けて
複合材料の解析や試験を実施。

私が所属している中央研究所には大きく分けて「設計」「開発」「量産化開発」のカテゴリーがあり、その中でも私は開発業務に携わっています。一口に開発と言っても、複合材料を用いた織物のプリフォームにはじまり、樹脂を流し込んで成形し、FRP製品として完成するまでには複数の工程があります。現在私が主に担当しているのは材料試験と構造解析です。

お客様から「こういったものを作りたい」という依頼を受けて、目的とする物性に達するためには「どんな材料を使い、どのような形状にするのか」という視点で、積層構成の分析や構造解析を行っています。分析や解析を通じて、お客様が指定する材料では目的の物性が得られないと分かった時には「こうしたら目的の物性に近づきます」と代替案を提案することもあります。
シキボウの機能材料部門(複合材料)で研究・開発として働く先輩

試行錯誤を重ねる中で
常に業務の効率化を意識する。

シキボウの機能材料部門(複合材料)で研究・開発として働く先輩
印象に残っているのは、ある案件で試作を任された時のこと。何回も作っていくうちに自分の中でのやり方が確立され、最初は完成に4日かかっていたものが最終的に2日でできるようになるぐらい作業スピードを短縮できました。無駄を省きたいタイプの性格なので、どのようにすれば効率よく業務が進められるのかといった部分は常に意識しています。

また、当社では男性社員も積極的に育休を取る風土があり、ちょうど今、育休中の先輩が普段やっている業務を任せていただいています。仕事の幅が一気に広がって毎日あっという間に時間が過ぎていきますが、早くから知識を蓄え、経験を積めるのはすごくありがたいですね。いずれは織物の開発工程や最終成形まで、全体を俯瞰できる人材になりたいです。

垣根のないフラットな職場。
スキルアップできる環境が魅力。

大学院では繊維や複合材料の研究をしていたので、その知識を活かして働けるシキボウの事業内容はとても魅力的でした。入社して驚いたのは、先輩はもちろん部門長とも気軽に話せる雰囲気の職場だったこと。「こんなに気軽に話していいのかな」と思うくらい話やすいので、何でも相談できますね。

また、スキルアップの一環として、年に数回、自分の研究テーマに関する講演会や学会、展示会などに参加させていただくこともあります。先端の技術を扱っているからこそ、学びの場も豊富。日頃から成長意欲を刺激される良い環境が整っていると感じますね。
シキボウの機能材料部門(複合材料)で研究・開発として働く先輩
シキボウの機能材料部門(複合材料)で研究・開発として働く先輩
1Day Schedule
08:15
出社/メール確認
08:30
材料の物性評価試験
12:00
お昼休憩
12:45
試験用の素材準備(加工等)
15:00
打ち合わせ
16:00
構造解析・デスクワーク
17:00
翌日の業務確認・退社
学生時のラグビーで培ったチームワークが仕事にも活きている。
学生時のラグビーで培ったチームワークが仕事にも活きている。
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