Interview

研究・開発

シキボウの機能材料部門(化成品)で研究・開発として働く先輩

食品のとろみ付けや
食感の調整など
お客様が求める物性を
引き出す面白さ。

機能材料部門(化成品)
研究・開発
2019年入社
大学院 理学系研究科出身
Profile
博物館や展覧会巡りが好きで休日にふらっと出かけることも。家にいる時は本を読んで過ごすことが多い。展示会への参加で年に1回東京に行く機会があるので、国立博物館にも寄りたいと計画中。

試作や製法の改良を重ねながら
増粘多糖類の可能性を追究。

シキボウの化成品部ではタマリンドやサイリウムなどの増粘多糖類を扱っています。複数の原料をブレンドして「とろみを出す」「食感を変える」など、お客様が求める特性を実現するための製品開発が私の仕事です。

実機製造前の中規模スケールでの試作や製法の改良、物性の確認など、さまざまな業務に取り組んでいます。

一口にとろみと言っても、熱に対する耐性や色味、臭気など、お客様が期待する特性は多岐にわたります。試行錯誤を重ねて理想の製品にたどり着いた時のやりがいは格別です。
シキボウの機能材料部門(化成品)で研究・開発として働く先輩

自社製品を使った米粉パンを提案。
お客様の反応を直接見られる喜び。

シキボウの機能材料部門(化成品)で研究・開発として働く先輩
サイリウムには、食品に加えることでもっちりとした食感を出す役割があります。この「もっちり感」をお客様にお伝えするために、実際にお客様先に訪問し、当社製品を活用して作った米粉パンを試食していただくこともあります。

入社2年目に初めてパンメーカーさんに訪問した時には、試食したお客様から「良い製品だね!」とご評価いただきました。製品の良さを最大限に引き出せるようにパンの作り方も工夫を凝らしたので、その頑張りが実って嬉しかったです。研究開発の仕事は、試行錯誤しながら進めていく楽しさがあり、それがやりがいにも繋がっています。

まだ世の中にない製品を
自分たちで開発するのが目標。

大学院では糖の研究をしており、繊維やフィルターにも興味があったためシキボウへの入社を決めました。「衣(繊維)・食(化成品)・住(産業資材)」の全てを網羅しているのがシキボウの強みだと思います。

化成品の研究開発チームは新入社員の配属も増え、組織全体が若返っているなと感じます。新しい風を受けて、これまでにないアイデアも生まれてくると思うとワクワクします。

まだ世の中にない新製品を自分たちの手で研究・開発し、シキボウブランドとして長く名前が残る製品を生み出すことができればと考えています。
シキボウの機能材料部門(化成品)で研究・開発として働く先輩
シキボウの機能材料部門(化成品)で研究・開発として働く先輩
1Day Schedule
09:00
出社、朝礼、メールチェック
09:30
溶液やゼリーなどのサンプル作製
12:00
お昼休憩(持参したお弁当)
12:45
午前に作製したサンプルの測定・物性評価
16:00
測定結果のまとめ、報告資料の作成
17:00
次回実験の計画(文献調査、試薬器具準備など)
17:45
業務まとめ、退社
新入社員の頃からつけている「実験ノート」は早くも6冊目に!
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