Interview

生産技術・機械設計

シキボウの繊維部門で生産技術・機械設計として働く先輩

生地の色味や風合いの
調整を担う扇の要。
高品質の織物づくりに
携わる面白さ。

繊維部門
生産技術・設計
2016年入社
大学院 工学研究科出身
Profile
学生時代は化学系の研究に注力しており、シキボウの機能加工に惹かれて入社を決意。現在の目標は海外工場に赴任すること。社会人になってから釣りにハマり、中でもイカの船釣りを得意としている。

中東向け民族衣装の生地に
何百色もの“白”を色付けする。

私は繊維部門の生産技術に携わっており、織り上がった生地に色や風合いをつけたり、防水・抗菌などの機能を施すための処方をする工程を担っています。現在主に担当しているのは、中東向けの民族衣装に使われているトーブ生地の色付けです。トーブ生地は基本的に白色なのですが、ひとくちに白といっても何百色も種類があるので、お客様が求める色になるよう原料を少しずつ調整していきます。

微調整を重ね、ドンピシャの色を処方できた時の達成感は大きいです。当社のトーブ生地の輸出業は約40年の実績があり、海外でもシキボウブランドが愛されていることに誇りを感じます。
シキボウの繊維部門で生産技術・機械設計として働く先輩

織物とニットの両方に携わった
多彩な経験が強みに。

シキボウの繊維部門で生産技術・機械設計として働く先輩
私はシキボウ独自の消臭機能や抗ウイルス機能といった加工技術に惹かれて入社を決めました。入社後の約2年間は研究・開発職として仕事に従事し、その後はニット製品の編立や縫製工程までの経験を経て、現在の生産技術職に至ります。

私のように異動が多いケースは珍しいのですが、織物とニットの両方に触れ、かつ研究・開発、生産技術、製造までの全工程に携わってきた経験は私の大きな武器となっています。

いずれは海外の生産工場での
仕事を担う存在になりたい。

当社の強みは、「綿から糸をつくり、糸から織物をつくり、織物に加工を施す」という全ての工程を一貫して担う技術力と生産体制が整っている点です。また、気になることがあれば手を挙げてチャレンジできる環境も魅力的ですね。

今後チャレンジしたいのは、海外で自分の力を発揮することです。シキボウは海外展開もしていて、インドネシアやベトナム、タイなどに大規模な製造工場があります。海外赴任を経験された先輩方もいらっしゃるので、私も海外の工場で生産管理や生産技術の仕事に携わりたいと考えています。
シキボウの繊維部門で生産技術・機械設計として働く先輩
シキボウの繊維部門で生産技術・機械設計として働く先輩
1Day Schedule
07:50
出勤
08:00
生地のチェック、試験内容の検討
09:00
生地の色付けなどの加工処方の試験
10:00
部内ミーティング
10:30
試験再開
12:00
お昼休憩
13:00
試験結果を元に加工処方を検討
15:00
生産現場に加工処方を発行
17:00
終業・退勤
趣味であるイカの船釣りの一枚。釣れた瞬間、寒さも吹き飛ぶ。
趣味であるイカの船釣りの一枚。釣れた瞬間、寒さも吹き飛ぶ。
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