Interview

研究・開発

シキボウの産業資材部門で研究・開発として働く先輩

カンバスやフィルターの
製品開発を担当。
環境配慮型のものづくりに
携わるやりがい。

産業資材部門
研究・開発
2022年
大学院 工芸科学研究科出身
Profile
大学院では繊維の研究をしており、就活時は繊維メーカーを中心に選考を受けていた。趣味はテニスとゴルフ。テニスは家族で楽しむことが多く、ゴルフは会社の同僚とラウンドすることも。

原糸メーカーと協力して、
お客様の期待に応える製品を開発。

私は産業資材であるフィルタークロスやドライヤーカンバスの開発に携わっています。フィルタークロスはものづくり企業や上下水道などで液体と固体を分離する工程に、ドライヤーカンバスは製紙メーカーで紙を乾燥させる工程に使用されています。私が担当しているのは主に原糸の評価・選定を行う工程です。

ポリプロピレンやナイロンなどの素材を扱うため原糸メーカーとのやりとりも多く、素材の強度を上げる、糸の収縮率を変更するなど、原糸メーカーの担当者と協力しながら開発を進めています。カンバスとフィルターでは使用する原糸も求められる物性も異なるため、さまざまな開発テーマに挑戦できる点が面白いです。
シキボウの産業資材部門で研究・開発として働く先輩

素材の見直しや仕様変更を経て
製品化に至ったときのやりがい。

シキボウの産業資材部門で研究・開発として働く先輩
業務には大きく分けて既存製品の改良と新規開発があります。使用済みの製品の劣化具合を確認したり、営業や技術担当がお客様からヒアリングした課題をもとに改良や開発を進めていくので、日頃から社内での情報共有は欠かせません。

製品改良の場合、単に素材や仕様を見直して終わりというわけではなく、それが当社や委託先の工場で安定生産できるかどうかも重要になってきます。それらの全ての工程をクリアして、実際に製品化されたときは達成感がありますね。

また、当社では環境配慮型の新製品の開発にも注力しており、新素材の検討や評価も進めています。新規開発に費やす時間は年単位のものが多いですが、その分やりがいも大きいです。

先輩たちの研究内容に惹かれ入社。
どんどん意見を発信できる楽しさ。

就活時、選考過程で女性研究職の先輩とお話できたことがシキボウに入社する決め手になりました。その先輩から具体的な研究内容を教えていただき、「私もこの会社で研究・開発の仕事がしたい」と心が躍ったのをよく覚えています。

創業130年以上の歴史ある会社なので、入社前は縦社会の厳しい会社なのかなと思っていたのですが、実際にはそのようなことは全くありません。私自身まだ社歴は浅いのですが、会議で自分が提案したテーマが採用されることもありますし、「どんどん意見を言って良い」という雰囲気があります。

このような社風だからこそ、社員全員が真摯にものづくりに向き合い、新しい価値を生み出せるのだと感じています。
シキボウの産業資材部門で研究・開発として働く先輩
シキボウの産業資材部門で研究・開発として働く先輩
1Day Schedule
08:15
出社/メールチェック
09:00
サンプル素材を準備し、試験・分析を実施
11:30
試験・分析の終了、片付け
12:00
お昼休憩
12:45
午前中の結果のまとめ
14:00
原糸メーカーとの打ち合わせ
16:00
打ち合わせ議事録の作成
16:50
業務まとめ、退社
趣味のゴルフでの一枚。ゴルフ場は緑が豊かで気持ちいい。
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